LIVING & DESIGN 2014   

シリーズ第3回 「LIVING & DESIGN 2014」を語る。 デザインアーク(旧社名:ダイワラクダ工業)

14.10.10

10月15日(水)から大阪で始まる住空間・インテリア関連産業見本市「LIVING & DESIGN」。会場の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)では、国内外122社、総数135.5小間のブースが来場者を迎えます。インテリアコーディネートやインテリア商材の設計・施工・販売に加え、オフィスや店舗の内装なども手がけるデザインアークもその1社です。

社名を聞いて、はて、どこだろうと首をかしげる人も多いのではないでしょうか。同社は10月1日に社名変更をしたばかり。それ以前は、ダイワラクダ工業という商号で事業を展開していました。今回の社名変更にあたり「企業ブランドの刷新を図り、業容の拡大と多様な企業とのパートナーシップを強化していきたい」と千葉由美子執行役員は語ります。会場で初披露される新製品には、同社が描く新たな成長戦略への思いが込められています。

事業内容やブランド訴求で手応え

LIVING & DESIGNへの参加は昨年に続き2度目です。展示を見た社外のパートナー企業からの評判が高く、事業内容やブランドをアピールする場として効果が高いと判断。今年の参加を決めました。10月1日からデザインアークという新社名に商号変更することが決まっていたので、新しい社名を関連セクターの方々に知ってもらう好機と捉えています。

設計士やデザイナー、インテリアコーディネーターはもちろんですが、それまでほとんど接点のなかった学生の方々と出展を機につながりを持てたことも昨年の成果です。独自ブランドで展開する商品や空間のコーディネートを通じて事業に対する考え方や業務内容への理解が広がり、インテリアコーディネーターや学生のリクルートに役立ちました。

▲ LIVING & DESIGNの出展内容について取材に応じる千葉由美子執行役員。「中古住宅の流通およびリフォーム市場は有望なマーケットであると同時に、今後は競争の激しさが予想されます。スキルを磨きネットワークを拡大し、市場の変化に柔軟に応じられる体制の準備が必要と思います」。

ジャンルを超えた融合、新たな価値創造へ

「デザイン」という言葉に、「2点を曲線で結ぶ架け橋」という意味を持つ「アーク」を組み合わせた新社名には、優れたアイデアや商品を創造し、人と人との架け橋となって、新たな価値を生み出したいという思いが込められています。会場でご覧いただく「システムユニット01」は、まさにその思いを具現化した商品です。同時に、「INNOVATIVE RENOVATION 新たな可能性」というLIVING & DESIGNの今年のテーマにも合致するのではないでしょうか。

システムユニット01が提供する新たな価値は、インテリアとエレクトロニクスの融合です。家電ブランドの「amadana」と協業して昨年発表した第1弾では、テレビやプロジェクターといった家電機能をライフスタイルシーンに応じて自由に追加・カスタマイズできるシェルフとして提案しました。煩わしいケーブル類をすべてシェルフ側に収めることで、インテリアの美観を損なう恐れもありません。

▲ LIVING & DESIGN 2014の展示ブースイメージから、写真はオフィスや商業施設のインフォメーションを想定した「システムユニット01」の設置事例です。受付案内表示(サイネージ機能有)館内案内表示や内線番号などをタッチパネルから操作できます。また、ブラックミラーでテレビを覆うことで機器の主張を抑え、空間に溶け込むインテリアコーディネートを実現しています。

今回展示するのはその最新仕様。住空間だけでなく、オフィスや商業施設など、より多くのシーンで活用いただけるよう、タッチパネルやデジタルサイネージ機能を追加しています。会場エントランスではオフィスの受付フロアを想定したシステムが皆さまのお越しをお待ちします。スマートフォンを使う要領で画面を自由に操作しながら、機能の一部をぜひ体感してください。

3フロア構成の最上階では、壁面設置したテレビをブラックミラーで覆い、機器の存在を意識することなく機能を楽しめる新しいリビング空間を提案します。増改築に向けた商材としてお勧めです。

▲ 壁面に設置された「システムユニット01」は、モニター、空気清浄機、プリンターを組み込んだ仕様。モニターはダイニングテーブルに埋め込まれたタッチパネルと連動し、次世代型の打ち合せスペースを提案しています。

化学反応を生む場としても期待

それぞれの専門性を生かしながら共創することが、今のものづくりのトレンドです。新しいモノやコトを生み出すためには、共創という名の化学反応が不可欠でしょう。リノベーションマーケットの今後の発展は、いかに多くの化学反応を起せるかどうか。そこに、新たな可能性を生むヒントがあると考えています。分野に精通したクリエイターの方々との共創はもちろんですが、LIVING & DESIGNでは出展企業同士の横のつながりにも期待しています。

▲ 家電ブランドの「amadana」と協業して昨年発表した「システムユニット01」の試作モデル。煩わしいケーブル類をシェルフ内に収めることで、空間全体をスマートな印象に保つことができます。用途に応じて家電機能を拡張できるのも嬉しい配慮です。

関西は上方文化の発信だけでなく、ものづくりにおいても東大阪の中小企業が技術力を集結し、宇宙衛生の打ち上げを成功させるなど、高いポテンシャルを有しています。インテリアやデザインの分野でも関西が世界に対して強い発信力を持てるよう、LIVING & DESIGNの存在や活動には大いに期待しています。(聞き手/編集部・上條昌宏)

LIVING & DESIGN 2014 住まいと暮らしのリノベーション TOTAL INTERIOR
会場大阪国際会議場(グランキューブ大阪/大阪市北区中之島 5-3-51)
会期:2014年10月15日(水)~10月17日(金) 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
入場料:1,000円(招待状持参者、事前登録者は無料) 事前登録はこちらより
主催:LIVING & DESIGN 2014実行委員会
総合プロデューサー:喜多俊之

デザインアーク(旧ダイワラクダ工業)の展示ブースは、正面エントランスから入り、会場右手の54番コーナーになります。

第1回(I&C)の記事はこちら
第2回(橋口新一郎+大阪内装材料協同組合 青年部)の記事はこちら

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