AXIS Magazine   

産学共同の正しいやり方・番外編/多摩美術大学とナイキの「マス・クラフトマンシップ」プロジェクト その3

11.03.06

「マス・クラフトマンシップ」プロジェクト では、ナイキ・ジャパンがディレクションと学生へのアドバイス、米国本社へのフィードバックを行ってきました。上の写真は打ち合わせの模様で、中央がナイキのクリエイティブディレクター、ロブ・ブルース氏。学生たちの作品はどれもナイキ本社でプレゼンされ高い評価を得ました。

「NIKE SECOND SKIN」(菅田博之)
足の負担が少ない初心者向けクライミング・シューズの提案。全体を柔らかい素材でつくることで、足にもう1枚皮膚を重ねたような感覚をつくり出し、かかとの両サイドを円形にカットすることで食いつくようなフィット感を可能にする。必要なパーツ以外は極力排除したフォルムで通気性にも優れている。

「NIKE 3D-FiT」(阿野田香織)
ファスナーの開閉に伴う反力を利用し、ランニングフォームもサポートするランニングジャケットの提案。顔を大きく覆うフードは紫外線制御に適しているとともに,走っても脱げにくい形状と通気性の確保がポイント。

「NIKE WAIST BINDER」(大津亜紗美)
腰部に荷物部分を密着させることで長時間持ち運んでも疲れないカバンの提案。着物を着たときに腰から上を揺らさずに腰を中心として効率的に歩く「なんば歩き」や「腹帯」など日本に古くから伝わる要素を取り入れた。ベルト部はバックルを用いずに“結ぶ”を基本としている。

今回紹介した作品ですべてとなります。


▲今回のプロジェクトに参加した多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクト研究室とナイキの皆さん。ご協力ありがとうございました。前回の記事はこちら

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