AXIS Magazine    展覧会   

「ファスナーの船」がいよいよ瀬戸内海を“開き”ます

10.08.02

147号(5月1日発売)から新連載「まばたきの記憶」が始まったアーティストの鈴木康広さん。その鈴木さんの最新作が、7月19日(月)に開幕した「瀬戸内国際芸術祭2010」における「ファスナーの船」です。高松港周辺を巡る10人乗りのボートで、作品名のとおり、ファスナーの形をしています。


鈴木さんから初めて「ファスナーの船」のアイデアを聞いたのは、今から3年ぐらい前のこと。すでに小さな模型を試作しており、池のなかを走る動画を見せてもらった記憶がありますが、当時の私は、鈴木さんの「いつか人が乗れるファスナーの船をつくりたい」という構想を聞いても、内心それは難しいのでは……と思っていたものです。

しかし、鈴木さんはこの計画をことあるごとに話していたそうで、瀬戸内国際芸術祭の参加を受けて活動を本格化させ、7月上旬には大雨のなか船としての検査に通過。芸術祭のオープニングでは、鈴木さんをはじめ関係者が乗船し、瀬戸内海をファスナーで「開く」ことに漕ぎ着けました。


その後、船への乗降に安全性を期するため、接岸できるところを再検討しているそうですが、近々一般客も乗れる準備が整うとのこと。乗船時間は、当初の予定では、高松港周辺の約15分です。

スケールアウトしたファスナーに乗船したら、人はどのように見えるのでしょうか? また、乗る際は、普通の船と同じような感覚なのでしょうか? 海を開く姿を俯瞰で見てみたいし、乗ってもみたい、そんな作品です。

なお、9月1日発売号のAXIS誌では、鈴木さんがオリジナルスケッチを交えつつ、「ファスナーの船」の秘密を解き明かします。

関連記事はありません

maxray
D&AD
indaba
RICOH GR digital
Living Motif
Le Garage
Follow me jiku twitter
連載
tomosu

第22回「2011年の鎮魂のあかり」
12.01.28

vol.17 太陽光充電照明「ノケロ N100/N200」
12.02.07

第10回「雷と空っ風、義理人情」
12.02.03

Creative Deutschland

第24回「スヴェン・エルヴァーフェルトさん、創作の集大成」
11.11.28

series_shelf

第12回「Catch-bowl」
12.01.31

第2回「今津康夫/ninkipen!」
11.05.05

第4回「いいかげんから生まれるモノ」
12.02.06

12回目は「マルチリモコン」 いよいよ最終回です
11.10.04

AXIS magazine アーカイブ
designers on AXIS cover

Designers on AXIS cover 9  「リチャード・ハッテン」
09.09.29

ザ・プロトタイプ・アーカイブ

ザ・プロトタイプ・アーカイブ 10 東京大学 先端科学技術研究センター「木洩れ日のディスプレイ」(2006〜)
09.11.25

本づくし

創造への繋がり 50 『アンジェロ・マンジャロッティ』/評者 深澤直人(デザイナー)
12.01.04

月別アーカイブ