インテリア・家具   

エンバディデザインの手がけたレストラン「銀座野菜蔵 滋味」がオープン

10.04.20

▲店内。手づくりガラスのシャンデリアと、写真右の右手はワインと野菜の貯蔵庫。©EMBODY DESIGN

東京と大阪を拠点に活動するエンバディデザインの岩本勝也さんがインテリアデザインを手がけたイタリアンレストラン「銀座野菜蔵 滋味」が4月16日にオープンした。

▲レセプション時に配られた野菜のブーケ。美味しかった!

岩本さんはエンバディデザインで商業空間のデザインを手がける一方、別会社のレーベルクリエーターズで、オリジナル商品の開発や販売を独自に行っている。日々のデザイン活動のなかで出会った工場や工房の人々、彼らが持つ確かな技術、豊かな素材などを、もっと日常生活のなかに溶け込ませていきたい、という思いからレーベルクリエーターズを立ち上げたと以前聞いたことがある。

▲オープンキッチンで座席は70席。個室もある。

「銀座野菜蔵 滋味」のインテリアも、隅々まで人の手が感じられるのものだが、それは岩本さんのデザインや活動に共感したクライアントの理解があってこそ。例えば、塗装を施していないテーブルの天板は肌触りは良いものの、通常だったら「汚れるから困る」と一蹴されてしまいそうなことがらだ。

▲使い込んだワイン樽を解体し、インテリアに利用。家具はすべてオリジナル。©EMBODY DESIGN

「銀座野菜蔵 滋味」を運営するのは、築地の老舗酒店・勝鬨(かちどき)酒販。「野菜蔵」というとおり、野菜本来の味を楽しむことをコンセプトに掲げている。野菜の仕入れはすべて、無肥料無農薬野菜の卸として有名な「築地御厨(みくりや)」から。旬の自然栽培野菜はどれも味が濃厚というだけでなく、初めて目にする野菜も多く、とっても美味だった。

▲エンバディデザインの岩本勝也さんと熊谷有記さん。

そのほか、抗生物質や配合飼料を与えず大自然のなかで育てた放牧豚を用いていたり、オーガニックワインだったり、もちろん酒店だけに通常なかなか入手できないボトルがあったりと、特徴は尽きないけれど、能書きよりも食してみれば違いは明らか。人が丹誠込めてつくったものに勝るものはないと感じられるレストランだった。

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