グラフィック    展覧会   

TAKEO PAPER SHOW ーー今年のテーマは「proto-」

10.02.23

トークショー形式で開催された昨年の「竹尾ペーパーショウ」には、みな意表を突かれたのではないだろうか。さて、今年はどうなるのだろうと気になるところだが、トークショーとも作品展示とも異なる、新たな展開になりそうだ。

左から、竹尾社長、山口氏、緒方氏、山中氏。

45回目を迎える2010年度のテーマは、「proto-」。「原始」「原型」などを意味するこの言葉をキーワードに、紙の原点に立ち返り、紙の持つ魅力や可能性を実感できる、体験型のイベントになるという。これは、「前年の“SUPER HEADS’”から導かれたテーマであり、111年目を迎える竹尾の次なるステージの1ページ目という意味を込めている」と同社代表取締役社長の竹尾 稠氏は説明する。副題は「感じるペーパーショウ」である。

緒方氏のイメージスケッチより。

アートディレクターとして迎えられたのは、山口信博、緒方慎一郎、山中俊治の三氏。総合アートディレクションを担い、ロゴマークなどのグラフィックも手がける山口氏は、「展示ではなく、紙と再度出会える場」として、自らの折形デザイン研究所とともに1日約5回のワークショップを開催する。会場構成を担当する緒方氏は、「紙の持つはかなさから生まれる緊張感、そして強さを空間で表現したい」と語り、山中氏は「紙と水ーー水から生まれ、水に帰る」と題して、「紙の一生をひととき感じさせる装置」を創出するという。

山中氏のイメージスケッチより。

例年、土曜・日曜は入場待ちの列ができるほど賑わうだけに、今年は、無料の入場チケットを事前に配ったり(見本帖本店や青山見本帖で配布。なくても入場は可能だが、受付で手続きが必要)、ワークショップは事前申し込みが必要など、混雑緩和のために工夫が凝らされている。そのほか大阪展の会場が変わったりと例年とは異なる点があるため、詳細は同社ウェブサイトでご確認を!

TAKEO PAPER SHOW 2010

会期 4月15日(木)~18日(日)
   15日 13:00~21:00
   16日・17日 10:00~21:00
   18日 10:00~15:00
会場 丸ビル ホール(東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7F)

巡回展ーー大阪展
会期 5月27日(木)~29日(土)
   27日 15:00~20:00
   28日 10:00~20:00
   29日 10:00~17:00
会場 松下IMPホール(大阪市中央区城見1-3-7 松下IMPビル2F)

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